月別アーカイブ: 2020年11月

🍘再開!昭和館の紙芝居上演会

 🍘 昭和館の紙芝居上演会が再開します

今年3月からしばらくお休みが続いていた昭和館の紙芝居上演会が再開されます。

  日時 11月28日(土)

     ① 13時~  ② 14時~  ③ 15時~

  場所 昭和館(千代田区九段南1-6-1)

    詳細は→昭和館

  昭和館は戦中戦後の生活を知る資料が収集、展示されています。

  資料の中には、街頭紙芝居もたくさんあります。

  その貴重な紙芝居を奇数月の第4土曜日、紙芝居師が実演いたします。

 

🍘 貴重な1巻めからのスタートです。

せんべいの演目は「聲ひとすじ」 美貌の浪曲師の波乱万丈の物語です。

  なんと1巻からのスタートです!!

  これって 街頭紙芝居ではかなり珍しいことなんです。

  街頭紙芝居と言えば「続きはまたのお楽しみ!」 「果たして、運命やいかに!」

  といって次回に続くのが定番なんです。

  1巻の他はすべて 続きから始まります。 そして、それが長く長く続きます。

  その上、現存している街頭紙芝居で全巻そろっているものは少ないので、

  1巻からあるのは 超貴重!!

  実は、今年の初めに1~3巻は上演したのですが、

  間がなが~~~~くあいてしまったので、

  今回また1巻から始めます。

  果たしてどんなお話か! 

  昭和館でお会いしましょう。 

 

* 新型コロナウイルスの感染状況によっては中止になることもあります。

お出かけの前に、上演の有無をHPなどでご確認いただくようお願いいたします。

 

 

 

 

🍘11月25日 一緒に笑って元気力向上!

🍘 一緒に笑って元気力向上!~街頭紙芝居体験会 開催します!

日 時 11月25日(水) 10:00~11:30

場 所 元気ひろば おれんじ(三鷹市中原3-1-65)

参加費  1,500円

紙芝居についてのちょっとためになるかもしれない…話をきいて、

紙芝居を見たり、聞いたり、演じたり…

昭和のとんちクイズで頭の体操して、

一緒に笑って、

明日の元気をチャージしてくださいませ。

*元気ひろばおれんじでの次の講座は

1月16日(土)「親子で楽しむ懐かしの紙芝居」 です。

 

申込 元気ひろば おれんじ 0422-76-5940

又は こちらの問合せファームに 11/25参加希望と書いてお送りください。

*申込締切 11/24 午後3時 早めのお申し込みを♬

賢治さん、ありがとう🍘

「賢治さんの部屋~宮沢賢治を読む会~」

   ご来場ありがとうございました

 

11月3日 あさくさ劇亭さんで行われた

朗読会が 無事 終演いたしました。

お越しいただいたお客様、この時期に会場を使わせていただいた劇場主さん、

ほんとうにありがとうございました。

 

 

 

 

イベントの開催、外出することもはばかられるようなこの時期に

消毒をしたり、換気をしたり、マスクの着用をお願いしたり

お客様にもご不自由をおかけして、

演者一同も注意をはらいつつの会ではありましたが、

「みんなの個性があふれてて楽しかった」

「宮沢賢治をもっと読んでみたくなった」

「この時期に開催してくれてありがとう」 などなど ありがたい感想をいただけました。

 

🍘 どうして紙芝居じゃなくって朗読?

この会は三橋とらさんが声をかけてくれたから実現した会です。

とらさんは、新見南吉さんや宮沢賢治さが大好きな紙芝居屋さんです。

紙芝居で宮沢賢治さんの作品もあるけれど、

原文のままで読むことはあまりありません。

紙芝居用に脚色された台本がほとんどです。

宮沢賢治さんのあの言葉の美しさを読みたいね。

紙芝居屋が本気で朗読やったらどうなるかな。

そんなが話をしたのが1月。

ちょうど同じ頃、世界にひとつ3Dミュージカル紙芝居のどろんこ座の日南田さんとも

宮沢賢治さんを読みたいよねと話してました。

そんな話をちゃんと実現させてしまうのが 三橋とらさんのすごさ!!

今年は、劇場での演劇、音楽もなかなか公演ができず、

紙芝居屋も口演のキャンセルが相次ぎ…

だからこそ 紙芝居屋が3組も11月3日に集まれたんですよね。

例年ならイベントシーズン、それぞれの現場で紙芝居してましたもの。

今、だからこそ 実現した企画だと思います。

 

  🍘 紙芝居と朗読と演劇と

三橋とらさんも日南田さんも

ずーっとお芝居をやっていて、紙芝居屋さんになった人です。

舞台がお客様にどう見えるのかイメージしながら演出します。

公演にむけて、しっかりお稽古いたします。

それは、とらさんやどろんこ座さんの紙芝居をみててもわかります。

かたや、その日、その場限り、いきあたりばったり、ばったばたのせんべい🍘

そうかぁ。 こんな風に考えるんだぁ。すごいなぁ。

驚き、感心することばっかり、 いろいろ学ばせていただきました。

 

🍘紙芝居

良くも悪くも一人でがんばります。

構成・演出・演じ手も自分、

絵がいきいきと物語を語りだすように

演じ手は、主演、助演をこなします。

絵の助けがあるし、共演者は自分だから、

セリフ忘れてその場でお話作っちゃてもなんとかなります。

お客様と言葉を交わしながら、場の空気を作っていくもの紙芝居

🍘朗読

作者の思いを感じつつ、読み手の感性と声、その語りで

お客様を物語の世界へひきこんでいきます。

🍘演劇

たくさんの人が、それぞれの役割を担ってひとつの作品にしあげていきます。

舞台に立つ人だけでなく、それを支える人たちがいるから幕があきます。

台本をどう読むのか、人によって違う解釈、感じ方を

意見を交わし、稽古を重ねることで一つまとまりのある作品に仕上げていく。

これはあくまでもせんべい個人が、今、思っていることです。

なにが言いたいかって、つまりは

「賢治さんの部屋」 は

それぞれのいいとこどりができたと思っています。

紙芝居屋さんの現場対応力で、お客様との関わりつつ、

演じ手それぞれの感性で、賢治さんを語りつつ、

3人の違った個性を、一つの会として調和させる。

かなりの自画自賛ではありますが、

そのくらい、私にとって 素敵な時間だったんです。

最後にもう一度

※ あくまでも個人の感想です。